Profile
初めまして、イラストレーターの薄永俊之(うすながとしゆき)と申します。
人前で自分のプロフィールを紹介するなんて恥ずかしい事がなかなかできない自分ですが、
現在に至るまでをおおざっぱにお話しします。
遥か20数年前、大学を留年しつつデザイン学校に通っていた頃、突然イラストレーターを
志し、学友に紹介してもらったプロダクションでイラストを描かせてもらい、そのまた知り合い
にまた紹介してもらい・・・という感じで現在に至っています。
当時、学生に毛の生えたような未熟な自分を使ってくださった方々には感謝の言葉しかありません。
ところで、どんなものを描いてきたかというと、
当時はスーパーリアルイラストなどというものがはやっていまして、私もこんなのが描きたいな
などと思い、エアーブラシを手に取る事になります。絵の具はアクリルです。
最初に紹介してもらったプロダクションがテレビの戦隊ものを扱う所だったので、
番組の中に挿入するマット画を中心に描かせてもらいました。マット画と言っても多岐にわたるため、色んな物を描かせて頂きました。これと並行する形で別の友人から紹介してもらったのは
製薬会社関連のプロダクションでした。そこでもいろいろと描かせて頂きました。
どちらの会社にも、ド素人の自分を使って頂き、本当に感謝しています。
その後、少しずつ枝分かれしていき、近年では、人間の臓器を中心としたメディカルイラストを
描く機会が増えています。
エアーブラシとアクリルと言いましたが、時代は、コンピューターの時代に急速に移行しつつありました。今までイラストボードに向かってシコシコやっていたのが、コンピューター無しでは
仕事にならない時代になってしまいました。
そんな訳で2000年頃、友人のデザイナーからMacを譲り受ける事となり、コンピューター
との格闘の日々が始まるのでした。
サイト内の「年賀状ギャラリー」でも触れていますが、コンピューターを使ってイラストを描くようになった当初はPhotoShopが中心になっています。PhotoShopはエアーブラシを使ってイラストを描いていた人間には、取っ付きやすいソフトでした。
マスキングを多用するエアブラシ描法に慣れた人間にはPhotoShopのレイヤーの存在はありがたく感じました。レイヤー単位での色やディティールの微調整がいとも簡単にできる事は夢のようでした。
その後、あるプロダクションの友人に進められて3Dソフトに手を出す訳ですが、これが大変でした。いや、今も大変です!
三次元的に物をとらえる事には慣れていたつもりでしたが、決して簡単ではありません。
ただし、スキルアップという点でも重要ですし、アニメーションなどへの広がりも含めて、
これから、まだまだ可能性を広げてくれる存在だと感じています。
そういった意味も含めて、まだまだ発展途上な私ですが、よりよい物を目指して、これからも
がんばっていく所存ですので、どうぞ、よろしくお願いいたします。 
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